16.環境破壊

Aは、お金さえあれば何でも解決できると信じていた。

地球環境の問題は今すぐに解決できるものではないので、若い世代に託すことにした。
Aは若い世代に必要な資金があるように、経済活動を活発にすることに専念した。

そしてAは死んで、若い世代にバトンタッチされた。

Aの活躍により世界は豊かになり、資金は豊富にあった。
その資金を使い、環境を整えようとした。
ところが、既に地球は生物が住めるような星ではなくなっていた。

Aの努力は、虚しくも徒労に終わってしまったのだった。

補足

「卵が先か鶏が先か」
お金の力で、人類全体を協力するようにできる可能性がある。
とはいえ、協力するべき場所そのものが破壊されれば、協力もおぼつかない。

よって、分けて考えていては埒が明かない。
環境問題の解決が同時に儲けに繋がるようにするには、消費者の必要性を高めるしかないのかもしれない。


次は..17.余剰と犠牲

1.解釈


BlogX編集部

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