ニーチェの格言5

モチベーション向上のためのニーチェの格言5
表現

モチベーション向上のためのニーチェの格言5

『自分を現す三つの形』

自己実現とは自分の力を表すことである。その方法を大きく分けると、次の三つになる。
 贈る
 あざける
 破壊する

 相手を愛やいつくしみを贈るのも、自分の力の表現だ。相手をけなし、いじめ、だめにしてしまうのも、自分の力の表現だ。
あなたはどの方法を取っているのか?

「曙光」より

→超訳 ニーチェの言葉はこちら

ニーチェの格言から得られた気づき

前回のまとめ”寝過ぎずにしっかりと寝る”

今回の”気づき”では、

贈る
あざける
破壊する

の3つの観点よりみていくことにします。

知らず知らず自身をおとしめてしまい、気がつけばモチベーションは最悪に…
そのようなことにならないために、今回のニーチェの言葉は
自身の価値を高めていくことに非常に役立ちます。

まず心構えとしては、どれを選ぶせよ選択の自由を手に入れることが大切だということです。

贈る

それでは、まず”贈る”からお話しをさせていただきます。

中国の格言に

「君子は人に贈るに言(げん)を以(もっ)てし、庶人は人に贈るに財を以てす。」

とあります。
※この言葉は、紀元前3世紀頃中国の思想家孟子の性善説を批判し性悪説で有名な荀子の言葉です。

簡単に補足をすれば、
君子は「言葉」を贈る、平凡な人は「財物」を贈る
ということになります。

なので一言で贈るといっても、その人によって違いが出てきます。
贈られる側も「見せかけだけの言葉よりお金がいい、好きな物が買えるし」
という人がいるかもしれません。

ただお金も情報と考えるとあって無いようなものです。
(これに関しての詳細は別の機会で)
言葉やお金やもの、どちらにせよ心がこもっていて相手が喜んでくれれば尚いいのですが、実は贈る内容や気持ちでも自分を現わす形となっているともいえます。

つまり贈りもの(プレゼンテーション)に対してもひと工夫加えることで、自身の価値を表すことができるのです。

あざける

それでは次に、2つ目の”あざける”
これはとてもわかりやすいですね。

例えばどんなに凄い人がいても、その人をあざけることにより、
自分をその人よりまるで高くなったような錯覚におちいらせるトリックができます。

例えば、歴史上の偉人であるエジソンであったとしても…
「結局、エジソンっていっても、権力の亡者でいやらしかったってだけだろ」と一言で片付けようと思えば出来るわけです。
つまり、どんな事に関しても何とでも言えますよね。
これは一見簡単で効率的な方法に思えるかもしれませんが、その身が伴わなければ結局は虚勢であり、かえって自身の滑稽な姿が鏡に映し出されるだけです。

※小休止 ⇒なぜ、自己暗示は危険なのか?

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⇒[新]潜在意識活用法-潜在意識のブロックを外す意外な方法

たしかにそれ事態は自由な自己表現方法ですので、一概に良い悪いとはいえないのかもしれません。
ただ人と比べてあざけることで自身の価値を上げるよりも、人と比べずにありのままの自分でありたいものです。

ありのままの自身を磨いていけば、
他人に左右されない不動の自分を築いていけるようになります。

破壊

それでは最後に、3つ目の”破壊”です。

これはある意味自己表現の中でも最大のパワーとなります。
故に闇に憧れてしまう心も存在してしまうのです。
その力を使い積み上げたものが熟し切った時、破壊することで0に戻し、また1から吸い上げる
という時代の繰り返しはそろそろ終わりにしなければいけません。

ともあれ破壊という力を使い、自分を表現するという行為。
これは、2つ目の”あざける”以上に、相手を批判することにより自身を高めようとする行為です。

この行為は自分を破壊するリスクも背負わなければなりません。
なので世界レベルでは「この行為を他にやらせる」という戦略もあります。
そして破壊の後、自身は何食わぬ顔で救いを差し伸べ信頼を得る。という方法です。

しかし、実は世界レベルでなくてもこの方法は多用されているのをご存じでしょうか?

具体的には、まずその人の価値観を破壊し不安に陥れ、その後問題解決の糸口を渡す。
という方法です。この方法はあちこちでみられます。
今回の主題は表現方法ですが、この視点でみていくと、様々なものが見えてくるようになるのです。

ちなみに現代が”贈る”よりも、どちらかといえば、”あざける”や”破壊”が多用されているのは、
世の中のシステムが、贈ることで、更に多くのものを贈ってもらわなければならなくなる仕組みになっているからともいえます。※例えば金利など。
なので贈りものにしろ、何か人にしてあげる行為にしろ、ややもすれば
「バカみたい、そんな時間も暇も余裕もない。そんな暇があったら…」
となってしまいます。そうです。増やし続けないと現状が保てないシステムにみんな疲れ切っているのです。
※増えたものが回ってくればまだましなのかもしれません。残念ながら現状では一部に集まっていくピラミッド型のシステムとなっています。

贈るよりも奪い取るほうに主軸がおかれている現代。
しかしこれは、ただお金の流れにあわせた仕組みにすぎません。
心、というものに立ち返れば、真心からの贈りもので十分なはずです。
心は無限です。枠組みさえ取り払えれば…

はい。

ということで、今わたしにできることは様々な視点からの”気づき”をあなたに贈ることです。
これからは更に多くの気づきをお届けしいきますね。
今日も自分らしく自己表現にチェレンジしてまいりましょう!

それでは今回のまとめです。

まとめ

自己表現を工夫していくことで、自身の価値を高めていくことができる

今回の最後になりますが、
”今どんな方法で自己表現を行っているのか?”
これを忘れないで自問自答していってください。

さぁ、まずは鏡と向き合ってみましょう!

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モチ魂

次回のニーチェの言葉は”誰にも一芸がある”についてです。お楽しみに!

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