ニーチェの格言6

モチベーション向上のためのニーチェの格言6
一芸

モチベーション向上のためのニーチェの格言6

『誰にも一芸がある』

どんな人にも一芸がある。その一芸は、その人だけのものだ。
それを早くから知っていて、充分に生かして成功する人もいる。
自分の一芸、自分の本領が何であるか。わからないままの人もいる。
それを自分の力のみで見出す人もいる。世間の反応を見ながら、自分の本領は何だろうかと模索し続ける人もいる。
 いずれにしても、くじけず、たくましく、果敢に挑戦を続けていけば、自分の一芸がわかってくるはずだ。

“人間的な、あまりに人間的な”より

→超訳ニーチェの言葉はこちら

ニーチェの格言から得られた気づき

前回のまとめ”自己表現を工夫していくことで、自身の価値を高めていくことができる”

今回の”気づき”では、

1 、一芸とは?
2 、一芸を発見する方法

の、 2つの観点よりみていくことにします。

1、一芸とは

ニーチェは”誰にも一芸がある”といっています。
今回はその一芸という部分にスポットを当てて みました。

通常一芸とは特技や性に合うことなど考えられます。
ただこれをは逆に何でもそつなくこなすということも見方を変えればこれはこれで一芸でしょうし、一概にはいえないのかもしれません。

ということは、一芸とはニーチェのいうように自分で決めること+自分以外(世間)の反応で決まるということになります。つまり目立つ部分だとということです。なので特別これでなければいけない、ということはありませんが、一芸を見出すいう観点からみると自分以外の人より何か優れている部分を見つけ出すをことが大切になってきます
それが目立つというレベルまでになると、一芸といえるのでしょう。

2、一芸を発見する方法

ポイントは『発見しやすくする』 ということです。
例えば宝探し”だと思ってみてください。埋蔵された宝が奥深く眠ったままだと、手に入れるにはどころか気がつかずに生涯終わってしまう人もいるでしょう。しかし宝が土から少しでも出ていれば、どうでしょうか?
そうですね。直ぐに発見される可能性が高いといえます。

それと同じように一芸も自分の中に眠る才能を開花し目立たせていく行為なのですから、何を開花させていきたいのか選びやすくするために、まずは、 “発見しやすく” すれば、極力迷うことに時間を割かなくてすみます。 (こちらの詳細は後ほど述べていきます)
そして選択後は徹底して鍛え上げていくのです。生涯に渡って。

ではどうやって生涯にわたって鍛えていく一芸を選べばいいのでしょうか?

脳内物質を利用した自分に適した一芸の発見方法

一芸に必要な要素は“継続”です。
すぐに“あ、これ違うや”と次から次へと変えていったのでは、結局何もマスターできずに終わってしまいます。
その一芸をマスターするために大切な要素である“継続”ができることを探していくのです。
できれば最初から一生に渡って継続していけるものを見つけ出すのが望ましい。

とはいえ、そう簡単に見つかれば苦労はしませんよね。

そこで脳内物質の登場です。
“継続”といっても結局は脳で処理していく行動の積み重ねにすぎません。
なのでまず深く考えずには、”これにしようかな?”思えたならば、直ぐに実行してみることです。
嫌になるまで嫌になっても更に、そして更に続けてみるのです。
そこまでやると生存本能として脳が“これはやばい!ドーパミン発動!アドレナリン発動!” と快楽物質を出してきますので、そうすればチャンス到来です。

その快感を忘れないうちに更に続けます。そうすると脳は覚えます。
大変=いい感じ
これで継続とモチベーションアップが繋がります。

※小休止 ⇒なぜ、自己暗示は危険なのか?

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⇒[新]潜在意識活用法-潜在意識のブロックを外す意外な方法

これだけでも、 “きつい~めんどうくさ~やっぱ違うかも”と脳内物質が出るその前にあきらめてしまう人を退けて特技としていけるようになれるのです。
更に付け加えますと、この方法は短期間のうちに一気にやってみたほうが効果が飛躍的にあがるので、やるならば短期間に徹底的に集中してやってみるべきです。

ここで“1万時間の法則”をご紹介します。
※”1万時間の法則とはマスターできる基準を1万時間としています。(邦訳『天才! 』 )の中で、ニューヨーカーのスタッフライターであるマルコムグラドウェル氏が詳細に説明しています。

短期間に異常なほど集中してやってみる。そして脳内物質が出て体中が快感に打ち震えたら、まず1万時間は続けてみる。
この流れを作りあげることです。 ※一万時間といえば一日10時間で1000日ですので約3年です。まさに”石の上にも3年”との格言に一致しますね。

ということで一芸は発見するというよりむしろは、“えぐり出す” という表現に近いと思います。
というのは一見華やかに思える一芸も、実は泥臭い中で磨かれていくからです。
そしてこのことはニーチェがいうように誰にでもできるのです。
そうです。あきらめずに果敢に挑戦を続けてさえいけば!
さぁ、あなたも今すぐチェレンジ!

ではいったい何から挑戦してみればいいのか?
答えを先に言いますがと”何でもいい。とにかく今できることからやってみる”となりますが、それだけでは”なんじゃそりゃ”と何なりかねませんので、説明を付け加えます。

ご存知でしょうか?
性格とは遺伝を底辺において環境と教育からなる三角形だといわれていることを。
このことは性格は根本は変えにくいが、環境と教育によっていかようにもなる、ととららえることができます。

なので、 一芸をマスターするために何からはじめればいいのか?
“両親やご先祖様がやってきたことを根本の軸にすえて自分が今まで生きてきた環境、そしてどんなことを学んできたのか?”という問いかけをしてみることです。

これまであなたが、もっとも時間と費用と労力をかけてきたものを、今一度洗い出してみてください。
そして今すぐにやってみることで、あなたにも眠っている多彩な才能をドンドン開花してください。

最初は自分でもあきれるくらい下手くそだと思えるかもしれません。とても人に見せられないかもしれません。見せても一笑に付されるかもしれない。でもそんな事には気にも留めず一心不乱に打ち込んでいくことは、 ただそれができるか、できないかの違いだけなのです。
裏を返せば、どれだけ恥ずかしい思いをしてきたのか?どれだけ悔しい思いをしてきたのか?で将来が決まるといってもいいでしょう。

一部の特別な人が一芸をマスターしていた時代はこれで終わりとします。
一芸をマスターしようとしている人を馬鹿にしたり出る杭を打つのもここで終わりです。
一芸に秀でる人が多くなるほどに、世の中全体がワクワクしてくる時代の到来も近づくのですから。

まとめ

それでは今回のまとめです。

一芸をマスターするためには、まず短期間に異常なほど集中してやってみること。

今回の最後になりますが、
“選択した一芸を忘れてはいないだろうか?”
これを常に寝るときも、寝た後も忘れないで自問自答していってください。

さぁ、まずは行動を起こしてみましょう!

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次回のニーチェの言葉は”自分の主人となれ”についてです。お楽しみに!


ニーチェに関する動画(youtubeの動画より)
【神と動物の狭間で、哲学者ニーチェの言葉 】
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