ニーチェの名言と格言、そして思想に本で触れ、超人ニーチェの深遠なる言葉はニーチェの超訳で読むことができます。
書評は他でみていただくとして、ここではニーチェについて注目の集まっている内容で様々な角度から簡単にまとめておきます。
※おおざっぱなのは否めませんが、関連の言葉は発見できると思いますので詳細は自身で調べていただくとよいでしょう。
ちなみに超訳の意味は直訳ではなく意訳を更に洗練したものだということです。
アカデミー出版社が登録商標を持っていまして、ニーチェの超訳の他にも古事記・資本論・論語などが出版されています。
アカデミー出版社というとよく雑誌や新聞などの広告で出ている英語の教材、家出のドリッピーやゲームの達人が有名ですね。
他にもクリントン西森さんの「ジョーク世界一~毎日笑って半年笑える」が知られています。
ジョーク世界一は続編が出ていて著者は同じ方ではなく天馬 龍行という方が出されているようです。
ニーチェから話がそれないうちに戻しますね。
ニーチェの名言や格言は思想として光をはなっています。詳細は先ほど出てきました超訳ニーチェの言葉やあるいはこちらのページに載せましたページでも見ることができます。(下の方にあります)→ニーチェの言葉の動画こちら
ニーチェの思想で有名なのは『超人・獅子・ラクダ』と人間存在の序列を分類していることです。
平たく言えば、盲目的従属(ラクダ)・それを管理する者(獅子)・それらニヒリズムを克服する超人です。
ニヒリズムの意味とは一言でいえば自意識過剰から生まれる孤独と絶望ということ、反意語に無意識過剰がありますが、どちらも他人が存在しそれらを気にするかしないかということでバランスが必要です。
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ がいう超人とは、永遠に繰り返される永劫回帰の虚無感すらも克服する超人ということです。
永劫回帰の意味は、
『超人的な意思によってある瞬間とまったく同じ瞬間を次々に、永劫的に繰り返すことを確立するという思想である。ニーチェは『この人を見よ』で、永劫回帰を「およそ到達しうる最高の肯定の形式」と述べている。』wikipediaより
ここでは永劫回帰は全てを個人幻想で時間軸すらも超えられる事を主張したいとも解釈しうる。と編集されています。
※私自身はニーチェに関して学び始めたのはごく最近ですが、潜在意識革命を出した5年ほど前にインスピレーションでおりてきたものと類似していて驚きました。
→その後記事にしたのは図と共にこちらで読めます。
(例えば今この瞬間も無限に繰り返されている中で存在している、というわけです。)
ビィルヘルム ニーチェといえば、『ツァラトゥストラ』などの著作の中で「神は死んだ」と宣言したことでも有名です。
アフォリズムとしてもニーチェの言葉は短い中に深淵な思想が含まれております。現代的には神は2度死んだというとらえられ方があるようです。
1つは聖書とは奴隷たちの慰めの書物だと知り弱者の傷の舐め合いになって堕落させる。
もう1つは神がは1つではなく認識により変わってしまうことがわかった。ということです。
似ている意味をなす言葉でミッシェル・フーコーの「人間の終焉」があります。
これは近代的な知の枠組みが終わった意味にもとらえられるのですが、人間という概念というのは浅い歴史であってそもそも人間が人間について考える自分チェックには矛盾があり、その根拠をねつ造され利用されていたのを暴いて人間という概念は終焉むかったということです。
同じような意味が、もう1つリオタールの「大きな物語の喪失」の大きな物語の条件は18世紀から19世紀あとのポスト・モダン(近代のあと)の物語ということですが、終焉につきましては様々な解釈があるかと思われます。
ニーチェは他にも実存主義の先駆者または生の哲学の哲学者ともされております。
実存主義はサルトルが有名ですが、存在と無を理解しようと思えば「サルトル哲学序説」がお勧めだということです。
生の哲学とは体験としての生の直接的把握を目指した哲学そして生そのものへのアプローチしていく精神史の思潮のひとつです。 実体2次元論で代表的なルネ・デカルトの「我思う、ゆえに我あり」はあまりにも有名です。
この意味はどんな疑いを持ったとしても、それを意識して思うがゆえに自分の存在は疑いないということです。更に生の哲学は生の根本へアプローチしています。
ニーチェに限界を感じていたり救済を求めていたり、様々だと思いますが、どちらにしてもこの世(経済中心の社会)の生に対する苦悩や運命から救済を求めるとしたら、
もしかすると救済を求める自体が救済されない仕組みなのであって参考としては大変役立つものなのかもしれません。(処方箋があれば尚良いのですが)
ちなみにビィルヘルム・ニーチェはUVERworldの新曲の「GOLD」の中で歌詞に「ビィルヘルム ニーチェに憧れて・・・という歌詞が入っているらしいです。
(まだ聞いたことないので、これをきっかけに聞いてみるつもりです) 今回は大まかとはいえ流石に時間が足りなかったので、次回に持ち越します…あしからず 会員様は全てのコンテンツが観覧可能です。
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