ニーチェの名言と格言、そして思想に本で触れる(まとめ2)


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ニーチェの名言と格言において、深淵という言葉は切っても切り離せないといっても過言ではないでしょう。今回の始めにニーチェの言葉の中でも”深淵”という言葉をつかった格言・名言をいくつかあげてみることにしました。
深淵

怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。
おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。
『善悪の彼岸』
人間は深淵に架けられた一本の綱である。
渡るも危険、途上にあるも危険、後ろを振り返るも危険、身震いして立ち止まるのも危険。
『ツァラトゥストラかく語りき』


『善悪の彼岸』に『道徳の系譜』もついています。

4のシーズン7の出だしのシーンを思い出しました。
彼がCTUで囚人を拷問した件で、アメリカ政府が告訴しワシントンから召喚令状を受け取って証人台シーンで彼が言った台詞
「法律を無視するやつらと戦うには法律を守っていては戦えない」
このようなニュアンスだったと思います。設定と24がシーズン8で終焉を迎えるということもあり深さを感じました。
彼は国のために戦うことで、かけがえのない家族を失い、大切な部下も失い、裏切られ、あげく国に告訴されるのです。

デビルマンの原作でも同じようなシチュエーションが登場します。
人間を守るために犠牲になり戦っていたデビルマン。大切にしている人間を人間に殺されたあげく 化け物扱いされるのです。
デビルマンの印象に残る台詞
「俺はこんな人間達を守るために戦っていたのか」

ニーチェの話に戻します。ニーチェといえばwikiでもとても詳しく情報が出ていますが少々難しところもあるので、yahoo知恵袋などでの質問をみたほうがわかりやすい素晴らしい回答が多く出ております。ニーチェの神の死にしてもそうですし、永劫回帰にしてもニヒリズムも様々です。

現実の砂漠といえばフリードリヒ ニーチェの「砂漠は育つ。悲しいかな砂漠を内に蔵する者は。」との言葉もあります。
ニーチェをトルストイは「ニーチェは愚かで常軌を逸している」との言葉を残しています。ついでにトルストイの言葉も少し載せていおきましょう。
「この世で成功を収めるのは、卑劣で汚らわしい人間ばかりである」『戦争と平和』
「ああ、金、金。この金のためにどれほど多くの悲しいことがこの世に起こることであろうか。」

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ーチェを別の角度でみていきましょう。
ニーチェの「愛の言葉 美女をつくる60の条件」という本も出版されています。
このような言葉が目白押しです。
「朝はコーヒーより紅茶を飲みなさい」
「健康な人になりなさい」
「女性は、自分の強さを知らなければならない」

他には永劫回帰から「ツァラトゥストラの謎」もお奨めの本といえます。

ニーチェの言葉で最近出た話題としましては、サッカー選手の長谷部誠選手がニーチェの言葉を引用したことですね。
『キノコは風通りの悪いところに生える』と話たそうです。
そのような中、超訳ニーチェは販売数をのばしていったのですが、そうなると批判もあるわけで、哲学に詳しい?人の間では評判が悪いらしいのです。
池田信夫氏も、深淵なるニーチェの表だけみている超訳を「愚劣」な本だとけなしているとのことですが、その批評すらどうなのか?ということで…
結局影響から始まった永劫回帰なのかもしれません。
まだパフォーマンスとしてのモデル&俳優の中野裕太君が、「ニーチェを超えた天才」と自称しているほうがお笑いとして面白いですね。

ニーチェの芸術に関する本としましては、『ニーチェと生理学─「芸術の生理学」構想への道─ 』が出版されております。
先ほどの白鳥晴彦 編訳「超訳ニーチェの言葉」に関しましては、様々な方が奨められているようです。例えばディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長である竹内結子社長です。

ニーチェのキリスト教的な道徳批判として「神の死」につながり近代への価値の転換へも広がっていきます。なので現代でも読むべき価値を与え続けているのでしょう。
例えば最近の若者たちの「サイレント・テロ」は「代書人バートルビー」でいう日本の黒船時代に既に起こっていたということですが、ニーチェが「人は自ら憎むところのものとなる」というがごとく、「何もしない抵抗」ということについては、これから深く考えていかなければならないのでしょう。

ということで、すいません、今回も時間が足りませんでした。
なので次回に持ち越しです。あしからずご了承を。


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