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目標の明確化での間違いとは?-潜在意識における成功法則6

5w1h標の明確化において、思考は現実化しないことについて、これまでも様々な角度から触れてきました。
今回は、より具体的にその理由を解き明かした上で、実現する方法をお伝えしてまいります。

目標の明確化は力です~成功法則に則ったやり方

確な目標における成功法則においては、6w2hで成り立ちます。

願望を実現する際に役立つ6W2Hの使い方について、
ここでは、分かりやすくするために、質問形式で例文を添えて記載してみましょう。

1,(When)いつ、成功するのでしょうか?~期限を定める

ほかの時にできないか?
なぜ、その時なのか?
いつすべきか?
例:2015年6月まで(次のステージのための基礎を固める必要があるため)

2,(Where)どこで、成功するべきなのでしょうか?~場所を決める

他の場所ではだめか?
なぜ、そこだったのか?
どこですべきか?
例:PCの前で(フリースタイルの軸を定めたため)

3,(Who)誰が、成功するのでしょうか?~手助け含めキャスティング

ほかに誰かいないか?
なぜ、その人なのか?
誰であるべきか?
例:関わった人々、お世話になった全ての人(ご縁を必然というシンクロニシティとして捉えるため)

4,(What)なにを成功させるべきなのでしょうか?~目的の明確化

ほかに対象はないか?
なぜ、それだったのか?
何だったら良いか?
例:人類の進化(人類の次のステージを準備する必要があるので、科学と潜在意識の融合と宇宙への進出)

5,(Why)なぜ、成功しなければならないのでしょうか?~本当の理由

ほかに理由はないか?
それは必要だったのか?
それでなければいけないか?
例:人類の存在意義を確立するため(1人の成功が他の全ての成功に繋がるため)

5,(How)どうやって、成功するべきなのでしょうか?~方法を決める

ほかに方法はないか?
なぜ、そのようにするのか?
どうすべきか?
例:べき乗則に沿って進める(メカトーフの法則など)

6,(How much)どれくらい、成功のためにかかるのでしょうか?~投資金額の決定

他にもないか?
なぜ、それくらいだったのか?
どれくらいが良いか?
例:月30万円~70万円(10%の理論により)

7,(Whom)だれに、またはだれと、成功するべきなのでしょうか?~マスターマインドグループ

ほかに誰かいないか?
なぜ、彼らなのか?
誰が良いか?
例:0よりとんでもない成功を収める可能性を含め1000%信じられる人(既存の成功者ではない。理由は全てを任せられるから)

参考:5W1Hエディタ
https://plusblog.jp/tool/5w1h/

ここで記載した例は、まだまだ大まかです。
1つのことを成功させるためには、もっともっと具体的に書き出していく必要があります。

なぜ、具体的に書き出さないと実現しないのか?

功法則を使い、思考を現実化するために、6W1Hを使い方法を記載しました。

ではなぜ、このように具体的に書き出していく必要があるのでしょうか?

その理由は明らかです。
明確化は力となるからです。

潜在意識といえば、抽象度を高めることへ意識が向かいがちです。
確かに、1度、これまでに構築されてきた自分自身の軸となるゲシュタルトを壊すために、抽象化することの必要性が生じます。
※悩みを薄くする効果も期待できます。

とはいえ、実際に新たに成功を構築させていくためには、抽象化したままだと、何も何遂げられなくなってしまうのです。

想像してみてください。

何の設計図もなく、高層ビルを建設したことを…
そもそも建設が進行しないと思いますが、万が一たまたま上手くいったとして、
そんなビルにあなたは登りたいと思いますでしょうか?

おそらく危険を予想し、入りたいとも思わないでしょう。

実現するには、脳の中の構造を1度、明らかにした上で、具現化しなくてはなりません。
それが明確化ということであり、全てに当てはまる事実なのです。

しかし実際には、欲求1つとってみても、抽象度が高いままの場合が多いといえます。

例えばお金。

殆どの人がお金への欲求を持ち、「もっとお金が欲しい」と考えています。
しかしその時に「いくら欲しいのでしょうか?」と質問すると、それだけで答えられない人もいるのです。

答えられたとしても、思いついたように「月100万円あれば…」という感じになります。
そこで更に「なぜ、月100万円欲しいのでしょうか?」と質問をすれば、
もう、そこで答えに詰まってしまうわけです。

自分がいつも持っている欲求でさえも、このくらい抽象的にしか思考をしていないわけです。
つまり、「支払いがあるから…」など、ただ何となく…という場合が実に多いのです。
この状態では、潜在意識の中に埋もれて隠された状態となり、実現する可能性は低いと言わざるをえません。

わかりやすく言うならば、潜在意識の暗闇から取り出し、明らかにしなければならないのです。
それが、先ほどの6W2Hとしてノートに書き出す作業、ということになります。

ノートに書き出す方法は、他にもありますが、おそらく想像以上に大変だと感じると思います。
「面倒だな」と。
なぜなら、当然ですが、思考するだけならとても楽です。ただ思考に身を任せているだけですから。
しかし、思考から取り出す作業には労力が必要となってきます。

それこそ、額に汗をかき、脳からぎゅ~~~っと絞り出すような労力が必要となってくるのです。

慣れてないと、終いには頭全体の温度が上がり、知恵熱のような症状が出始めます。つまり、脳のオーバーヒートのような状態です。
これは何を意味するのか?と言いますと、
それほど、その部分は使っていない、ということになるわけです。

とはいえ、現実化するためには明確化は必須となります。
これを知らないと、もとい、これをやらないと、現実化しないといっても過言ではありません。

より願望を明確化するには?

明確化
望が曖昧だということを、ご理解いただけたでしょうか?

他にも、もう少し例えを出すために、具体的なやり取りを記載してみましょう。
※これは実際にあったやりとりです。

「なぜ、お金が必要なの?」
「お金があったら、何をしたい?」との問いに対し、
「旅行へ行きたい」と答えました。そして、その次に「では、何処へ行きたい?」と聞くと…
「ギリシャへ行きたいですね」と答えました。次に「では、どの位の期間、行きたいですか?」
答え「そうですね。パルテノン神殿やヘファイストス神殿とか見て回って、イオニア諸島も観たいから…5日間くらいですね。」
質問「そうですか。では、それはどの位のお金が必要でしょうか?」
答え「そうですね。妻と2人で行きたいので、今の時期だったら…4,50万円くらいでしょうか…」
質問「あなたの月収はいくらでしょうか?」
答え「はい。月40万円ほどです…」
質問「では、なぜ直ぐにいかないのでしょうか?」
答え「…」

このような感じです。

私たちは、いつかではなく、直ぐに夢を実現できる力を持っています。
しかし、色々な理由付けにより、それを拒む働きが出ているのですね。
つまり、実現しない理由の方が、明確化されているといえるのです。

人は凄い事が出来ます。
それは先程の、超高層ビルが数多く並んでいる姿を見ても明らかですし、
その以外でも、これまでに、数え切れないほど信じられないものを人類は実現してきているわけです。

では、なぜ実現しないのでしょうか?

実現しない本当の理由とは?

現しない本当の理由とは…

その答えは明らかです。
「明確化されていないから」
ということが答えとなります。

※小休止 ⇒なぜ、自己暗示は危険なのか?

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⇒[新]潜在意識活用法-潜在意識のブロックを外す意外な方法

もう1度、自分自身に問いかけてみてください。

「わたしが本当に欲しいものは何なのか?」
「心から達成したと考えている結果はどんなことなのか?」

殆どの人は欲しい事の明確化よりも、失いたくない事の明確化をしています。

なぜ、このような事がおきるのか?というと、
それは、損失回避の心理が働くからです。「失いたくない」と。
具体的には「失業したくない」「倒産したくない」など…

すると、どうなるのか?

そうです。その状況が引き寄せられてきます。
これはオカルト話ではなく、強く明確に思考するほど、表層意識から無意識の全てをかけて、
そちらの方を実現しようと全力を尽くしてしまうわけです。

一言でいえば「叶えたくない現実を作リ出すために全力を尽くす状態」といえます。
あなたはこれを聞いて「そんな馬鹿な。」と思うかもしれません
しかし、潜在意識には、強く明確に思考するほどに、答えを出す(現実化する)ように働く法則があるのです。

その理由で、あなたが不平不満を口にするほど、マイナスの感情や言葉を口にするほどに…
そうです。
更に実現され、その現実が強化される、という悪循環が出来上がってしまいます。

もちろん、不安やうっぷんが溜まって冷静な判断が出来なくなっても意味がありませんので、
カタルシスの効果を使い、吐き出す事も時には必要といえるでしょう。
ただ、それは割り切って一気にやる必要があります。
日常生活で習慣的にやると、それが現実になってしまう、ということになるわけです。

ということで、「何かを欲しくない、失いたくない、避けたい…」ではなく、
実際に、「何が欲しいのか?」という事に対し、明確なビジョンを出す必要があるのです。
そして、その時「手に入らない理由」を明確化してはいけないことに注意を払う必要があります。

わたしが昔からよくする話で「アラジンの魔法のランプ」があります。
あなたの目の前には、目に映らないだけで、常に魔人がいるわけです。
あなたが、部屋に誰もいない一人だけの時も…
そして、その魔人が物語と違うところが1つだけあります。
それは3つだけではなく、全てを叶えてしまうのです。※実際の物語も3つではありませんが…

ということは…
そうですね。
先ほどのネガティブな感情も全て叶えてくれるわけです。

しかも、本当に叶えて欲しい願いは曖昧であるため、
魔人は、どのように叶えてあげたら分からず戸惑っている状態になっているのです。

具体的でないと実現しない理由とは?

思考を構築する
れでは、更に具体的な話をしましょう。

例えば、子供のころ家族に「クリスマスプレゼントは何がいい?」と聞かれ、
「そんな事、自分で考えてよ」と答えたとしたら…どうでしょうか?

もしそうであれば、家族は普段のあなたの行動から推測するしかなくなるので、
あなたの本当に欲しいものが手に入る確立はグッと減ってしまったことでしょう。

その時に「5つの合体で完成するロボットの足だけが無いから、足が欲しいな」と言っていれば、
相手はあなたのことを大切に思っているのですから、目が覚めると…そこにあるわけですね。

自然界の成功法則に関しても、全く同じことがいえます。
母なる大地、空なる父から、あらゆるものは誕生します。
思考も大気圏をこえ、反射してきたものが実現する現象や素粒子レベルでの見解など…
このような話をするとキリがないので、もっと具体的にいえば、無意識で現実を創っているということです。

例えば、もし夫婦ケンカで相手が自分の事をけなしている、という思考が無意識で働いたことで言い返していた場合、
実際にそのような状態になると、自分自身で言葉や行動などを態度に現しけなす状態にもっていくわけです。
もし、そうならなかったら…
つまり夫婦ケンカになると、あなたを尊重するセリフを相手が言ってきたとしたら…
「オカシイ、これは現実ではない」という不安が無意識内に起こることで、そうなるように行動を起こし持っていく…
そして、現実となる…ということになります。

仕事でもそうです。
「そこそこは出来ないと…仕事を失わないためには…」という意識が現実を作ります。
ここでもし、明日から”仕事が出来る自分“がいた場合、それは現実ではないと感じてしまい、引き戻してしまうわけです。

この現実は、何年もかけて構築された現実です。
自分の現実はこうである」という現実となります。
自分はこうであるという現実が、周りにとってもそのように移りますので、そのような現実を創る手伝いをしてくれます。

それは専門用語でいうなら、「セルフエフェカシー~自己効力感 (じここうりょくかん)(self-efficacy)」「セルフイメージ」ともいえるでしょう。
これが自信や自尊心にも関係してくるのですが、”こういう自分であるべきだ”という姿を現実に映し出す、ということになるわけです。
※ちなみに、これが低くなってしまうと、それに比例して、他人に対して嫉妬心などが強く出てくる傾向が生じてきます

無意識を意識するトレーニングについて

いうことなので、自分の無意識を意識するトレーニングが必要となってきます。

これは宇宙の96%が暗黒エネルギーと暗黒物質であるように、無意識の領域も脳の殆どを占めていることこになるからです。

それほど無意識が占めている状態に関わらず、
現実に影響を及ぼす無意識に意識を向けるトレーニングをしないで、
「現実が思うように上手くいかないんだ」
と思える現実が出来上がってくることは、至極当然の結果ということになります。

そこで、無意識に意識がいっていない例を出すなら…

今日見た広告の量を思い出していただければわかるでしょう。
「あなたは今日、いくつ広告を見て、そのうちのいくつの広告を細かいところまで思い出せますか?」
他にも、
「あなたが昨日食べた食事は?おとといは?その前は…」
いつまで思い出せますか?

思い出せないとしても、あなたは間違いなく数百の広告を目にしていますし、毎日、食事もしています。

では、この記事の文章は…
「何文字思い出せますか?」

このように、人はその殆どを無意識に過ごしています。

この理由は脳への負荷軽減のために起こっているのです。
つまり、適当に過ごしている、ということになります。

逆に、現実を変えない方法は簡単です。
「全てを分かっているつもりで生活するだけ」となります。
学びさえも、学んでいるつもりで、もう分かったと思うことで、
エビングハウスの忘却曲線によらずとも、1分事に忘れていくわけです。

しかし…

無意識は観ていますし、全てを覚えています。

例えば、脳の手術で脳の色々な部位を電極で触ったところ、
本人が絶対に覚えていないような、遠い昔の記憶が細部まで蘇った、というデータもあるのです。

ということで、あなたが何気なく観ているもの、聴いているもの、読んでいるもの…それら全てが、脳中に収容されているといえます。

ここまでお伝えしてきたことで既にお分かりのように、意識とはキッカケに過ぎません。
現実に願望を実現させるためには、その膨大なデータベースにアクセスすることで、明確化しておく必要があるのです。

はい。

それではこれからは、是非とも思い通りになる現実を明確化していってください。

次は、更に成功法則について明確化していきたいと思います。お楽しみ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

お時間の許す限り、他の関連記事も読み返すことで、ドンドンお役立ていただければ幸いです。

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