成功法則４-変化創造

最終更新：2024年11月7日

成功法則にとって重要な事の１つに自分や他人の状態を変える、ということがあります。

前回、問題を知ることが財産となる話をしました。
その事について、今回はもう１歩掘り下げてみたいと思います。

欲望の共通点

問題を知る、ということは欲望を知るということと同じです。そこで、誰もが同じように持っている欲望の一つとして、”今の状況を変えたい”ということがあるわけです。

状況を変えたいということは、もっといえば、感情を変えたい、更にいうなら気持ちの変化を求めているということになります。

具体的に例をいくつかあげましょう。

このような感情の変化を感じたいと望んでいるわけです。

そして、それが商品化という形として具現化していきます。
これは、個人だけでなく企業に対しても全く同じです。
例えば、企業の担当者が他の仕入先からあなたの仕入先に変える理由とは、
切り替えることで活かすことが出来れば、上司に認められ褒められる事が気持ちがいい、という感情の変化を求めているからです。
他にも、今使っているものにストレスを感じている場合、それを切り替える事でストレスを無くすという変化を起こすことができます。

このように全ての人は気持ちの変化を求めているといえるでしょう。

例えば、わたしが最近楽しみにしているのが、寝る前に観る『スーパーナチュラル　シーズン９』です。
これも理由は同じといえます。非日常的な空間を楽しみたいからです。

そこで、あなたにも考えていただきたいのが、あなたは最近、何を求めているのか？ということです。
そして、その理由を深く追求していくと、どんな事になるでしょうか？
おそらく、気持ちの変化を求めているはずです。

お金への欲求も全く同じです。

お金が欲しいのではなく、お金が手に入ることで、自由が得られると思うからこそ、安心感を得られると思うからこそ、
そして、お金がその変化を与えてくれると信じているからこそ、お金が欲しいと思うわけです。
もしこれが、お金が手に入れば入るほど、あなたが２４時間束縛されて自由が全く無くなる、と感じるなら、欲求もなくなるのではないでしょうか。

お金だけではなく、恋人が欲しいと思う理由も、ただ彼氏や彼女が欲しいと思っているわけではなく、今の気持ちを変化させられる、と思えるからこそ欲しくなるわけです。

ここまでは宜しいでしょうか？

欲求が起こる源泉が分かったのなら、次に考えなければならないのは、その際に起こりうる間違いです。
それが分からなければ、あなたは永遠に気持ちの変化を起こすことが出来ません。
そうならないためにも、次にその間違いについてお話しましょう…

気持ちの変化おこす際の勘違いとは？

その間違いとは、一言でいえば、気持ちの変化は外からやってくるものだ、と思い込んでしまうことです。
気持ちの変化は、中から来るものだということを、まず理解する必要があります。
一見当たり前に聞こえるかもしれませんが、自分自身の感情の変化である故に、つい勘違いしやすいわけです。

ということで、ここまで理解できたのなら、次に自分自身の気持ちを管理する事が必要になってきます。
自分自身の気持ちや感情そして状態を理解し管理することは、
あなたの人生のとっても大きな影響を与えるほど重要だということです。

これは、数ある成功法則の中でも特に重要だといえます。
なぜなら、自分自身の感情を作り出し、他の人の状態をも変化させられるスキルを磨くことは、欲求や問題の原点を知ることに繋がるからです。
何よりも、まずその重要性を認識しておいてください。

重要性を理解する手助けとして、分かりやすくするために例えを出しましょう。

例えば、このような経験はないでしょうか？

このように、あげれば数え切れないほど、多くの例があるわけです。

では、なぜ、このような事が起きてしまうのでしょうか？

それは、あなたに能力がないといわけでは全くないわけです。
ただ、あなたはその時、自分の能力を発揮出来なかっただけの話であり、
自分の全ての資源に接続できなかったため活用できる状態ではなかっただけ、となります。

その理由で、あなたは状態を管理することで、必要な時に必要な全ての資源にいつでも接続できる状態になるのです。
これが成功のスキルの基本となります。

では、そのスキルを会得するにはどうすればいいのでしょうか？
次にその具体的な話をさせていただきます。

自分の状態を管理するための３つの要点とは

１，フォーカス

あなたは、その時、何にフォーカスしていますか？
これを知ることです。

例えば、あなたを落ち込ませる事に、あなたがフォーカスしているとしたら…
それは、世の中には、数多く見つかるでしょう。
ニュースを見たら直ぐ分かるように、世の中には、悪いことはいつでも起きているわけなので、必ず見つかります。

何を言いたいのか？

ということは、あなたは悪い状態を創り出すことが可能だということです。
これが理解できることで、逆の状態も創り出すことが出来る、という事も理解できることでしょう。

そうです。

いつでも、良いことも、悪いことと同じくらい存在しています。
素晴らしい事も見つけようと思えば、必ず見つかるわけです。
そこへ気持ちをフォーカスすることで、あなたはワクワクした状態を創り出すことができます。

ということで、あなたが自分の状態を管理し良くするには、あなたがプラスになるものへ意識を向けフォーカスする事となります。

２，言葉

２つ目は言葉です。

あなたは、自分自身へ言い聞かせている言葉に、耳を傾けた事はありますでしょうか？

その言葉次第で、あなたの気持ちや状態は大きく変化します。
分かりやすい例えを出すなら、「最近、調子はどうですか？」と聞いたとしましょう。
ある人は、「いや～～何かと大変ですよ」と言いました。この言葉が状態を作ります。
そしてある人は、「いや～～、色々あって、とっても面白いんですよ」と言ったとすると、これも同じく言葉が状態を作り出すわけです。

ということで、使っている言葉１つで、状態や気持ちに大きな変化が起こる、ということになります。

例えば、「ハイ」という言葉があります。これは返事でもいいのですが、肯定的な言葉です。
これを武道で「ハイッ！」という言葉を出してやると、瞬間的に普段の使っているパワーの何倍も出すことが可能となります。
これは達人でも何でもなく、素人でも簡単に変化を感じる事ができます。
逆に、「ダメよ～ダメダメッ」という言葉を使って同じことをすると…
「ダメ」や「いや」というのは否定的な言葉であり、パワーが後退しまうので、力が発揮できないわけです。

この事でも分かるように、気持ちの変化は状態の変化となり、気持ちだけでなく身体にも変化を与える事になるのです。

ということで、あなたの持っている力を大きく発揮したければ、否定的な言葉をやめて肯定的な言葉を使うようにしてみてください。

もし、まだ信じられないなら…

逆に、毎日毎日「退屈でつまらない、苦痛だし大変だ…」と何度も何度も繰り返して過ごしてみると理解しやすいと思います。
この状態で「なんで生活は、面白く気持よく、楽しくならないんだ？」と考えても仕方がない話となるわけです。
それはある意味当たり前といえます。
なぜなら、自分の言葉で自分の状態を創りだしてしまっているからです。

ということで、もし今後「調子はいかがですか？」と聞かれたら、「ぼちぼちでんな～」と答えずに…
「最高です！」と答えるようにしてみてください。
たしかに日本人の性質として謙遜の美もありますが、そこはあえて、元気よく答えるように変化してみることです。
そうすることで、実際にパワフルな状態で生活できるようになるでしょう。

他にも、そうですね…

パワフルに見える人の言葉にフォーカスしてみてください。
例えば、猪木。
猪木といえばパワフルなイメージがありますよね。
猪木の言葉で有名な言葉といえば…
そうです。
「元気があれば何でもできる！」
ですよね。

このように、あなたの身の回りにいる人の、パワフルな人とそうでない人の言葉に耳を傾けてフォーカスするようにしてみることです。
そうすれば、より理解しやすくなると思います。

例えば、何かを頼んだ時…
「わたしには出来ません。無理です。だって…ダメなんです…」
という言葉を出す人は、とてもパワフルな状態だとはいえないでしょう。
逆に
「わたしはやります！必ず出来ます！必ずやってみせます！」
という言葉を出す人は、パワフルな人といわれるわけですね。
そして、実際にパワフルなわけです。
なぜ、パワフルなのか？
それは、パワフルな言葉を使っているから、となります。

他にも…

世の中はダメだ…⇒良いことが起きる気がする！
わたしの子供はダメな子だ…⇒わたしの子供はわんぱくでエネルギッシュで元気いっぱいだ！

ということで、キリがないほど言葉による状態の違いがあり、比較するとより分かりやすくなると思います。

あなたがマイナス言葉からプラス言葉に変えるだけで、あなたの状態そのものがプラスに働き始めるわけです。
このように、成功法則といっても、違いを知ることから始まります。
違いを理解した上で、状態を管理し、実際に変化させるのです。

次に３つ目ですが…

長くなってしまったので、３つ目は次の記事で…

⇒成功法則まとめ

いただいた感想の１部です。

K様

ふだんから意識していることのひとつで、ネガティブなことばを使わないようにしていますが、まさしくこの記事は当を得ていると思います。

「その言葉次第で、あなたの気持ちや状態は大きく変化します。」
斉藤一人さんもいつも｢絶好調｣といわれているそうで、
自分も疲れたときや気が滅入ったときは「絶好調」と絞り出すように口にしています。

いただいた「成功法則４ 変化創造」の感想と学びをご紹介