不安と恐れを克服するたった1つの方法

こんばんわ。いかがお過ごしででしょうか?

そろそろ涼しくなってきましたね。
身体が資本です。風邪などひかれないよう、気温の変化には十分気をつけてくださいね。

今回、不安や恐怖のブロックを外す方法ではなく、理解する方法とした事には理由があります。

その理由とは、不安や恐怖は無くせばいいものではありません。
車でいえば、ブレーキの役割りをしているので、必要だからです。
といっても、人の心理では、不安や恐怖から逃れたい、或いはブロックを消して思い切って行動を起こしたいと思うことが多いでしょう。

そこで、1つだけ想像していただきたいことがあります。

それは、不安や恐怖が無くなった状況です。

先ほどの風邪を例に出すなら、風邪をひく不安が全くなくなったとしたら…
真冬に裸で駆けまわるようなものになってしまうでしょう。

とはいえ、不安や恐怖に支配されてしまっては、意味がありませんよね?

そうです。不安や恐怖はコントロールして、うまく付き合っていくべきなのですね。

どんな事でも共通していえることがあります。
それはうまく付き合うには、理解する必要が出てくるということです。
今回は、その理解に焦点を当てて話させていただきたいと思います。

あなたには、これまで不安や恐怖がコントロールできず困った経験がありますか?

この話を真剣にお読みいただくことで、不安や恐怖へ理解を深める事ができれば、あなたの中にある不安や恐怖を、自由にコントロール出来るようなることをお約束します。

私自身も子供の頃は、とても怖がりでした。
そして社会に出てからも、様々な不安や恐怖を体験してきたことがあります。
それが、情報を遮断することで、今では、かなりコントロールできるようになりました。
詳しくは編集後記で…

不安や恐怖について

不安と恐れを理解するたった1つの方法

簡単です。出来るだけ分かりやすく話させていただきますね。

まず、脳の進化の過程を理解する必要があります。
人間の脳は、上からかぶせるようにして進化してきました。

脳の仕組みについて

なので、大本の根本(場所は耳の当たり)にあるのは、スタート地点である、本能を司る部分となります。
これが爬虫類脳と呼ばれているもので、その名の如く、爬虫類にもある脳です。
その上に、小脳や大脳など、理性を司る部分などが進化して大きくなってきました。

この仕組みにより、何か突発的な恐怖や不安に襲われた時には、爬虫類脳だけになってしまい、「逃げるか?戦うか?」しか判断できなくなってしまいます。

ここまでは、宜しいでしょうか?

ここで、1つ理解して欲しいことがあります。

それは、”人間は地球上の生物の中でも最弱”だということです。
もちろん、身体的な話となります。
そうですよね?
人間は、服を着なければ、1年も生きていけません。

他の例でいえば、もし、世界一の格闘家のチャンピオンがいたとしても、虎やライオンに素手で勝つのは難しいといえるでしょう。
相手が昆虫だとしても、同じ大きさだとしたら、とても勝てないと思います。

では、「人間は地球上の生物の中でも最弱」だということを理解したから、それがどうしたというのか?

つまり、一言で定義するならば、こういうことです。

何も考えない状態=不安や恐怖

ここでもう1つ想像してみてください。

身体的に決して強いといえない生き物がウロウロしている姿を。
おそらく、獲物を探すにしても、周りをキョロキョロ見渡して、少しの音でもビクッとしてしまうでしょう。

そうです。

もしも、人間に知恵が全くない状態になったとしたら…
それ以下の状態になってしまうわけです。
ということで、何も考えない状態で、本能だけで生きていけば…不安や恐怖は増してしまうわけです。

ここで1つ疑問がわくかもしれませんね。
「そうは言ってみても、考えれば考えるほど不安や恐怖に支配されてしまうんだよ」
あるいは
「では、本能で闘っている人で強そうに見える人はどうなの?」
という疑問です。

そうなんです。

ここで理解を深くする必要がある事は、順番です。
1,爬虫類脳
2,大脳
ではなく
1,大脳
2,爬虫類
ということです。

つまり、頭を使わなければ(意識をしなければ)、身体的だけな力で脳が判断してしまうので、不安や恐怖の割合いが大きくなって当然というわけです。

このような話をする時、よくわたしが言葉にするのは…

コントロールできないことにフォーカスするのではなく、コントロールできる事にフォーカスすること

です。

自分と他人
自分と環境
自分と自然
自分と時間
自分と寿命
自分と宿命
…etc

コントロールしやすいのは、結局は自分なのです。
それが、自分以外にフォーカスされてしまうことで、コントロールが効かなくなってきしまいます。

更に自分の中では、本能よりも意識がコントロールしやすいといえるでしょう。
なぜなら、何を考えるのか?意識するのか?は自由だからです。
たとえ、独裁国家であったとしても、心の中で何を考えるのかまで、規制はできませんよね?

ここで、まとめがてら、このサイトのコンセプトである”潜在意識”の話をして締めくくりましょう。

潜在意識を活用するとは、「何も考えないで成功する(上手くいく、願望実現する)」と勘違いしてしまいがちです。

もちろん、あながち的外れではありません。
が、しかし肝心な部分が抜け落ちているのです。

肝心な部分とは、何か?

それは、無意識に落としこむためには、繰り返し繰り返し意識し続ける必要がある、ということです。

「繰り返しという事はよく聞くので、それは分かっている。しかし、それでも上手くいかないから困っているんだよ」

そうですね。

もう少し分かりやすく言いましょう。

分かりやすくするには数字に置き換えるのが1番です。

この問題は、1日の思考時間をチェックするだけでクリアできます。
※時間は回数に置き換えてみてもいいでしょう。

不安や恐怖の本能のままに任せる思考時間 VS 大丈夫と意識する時間

この、”本能に身を任せる”という部分に少し解説を付け加えておきましょう。

あなたは、心の中に生じたものへ、身を任せる事はありませんか?

今日の1日を振り返ってみてください。

どんな事を意識して生活してきたでしょうか?

※小休止 ⇒なぜ、自己暗示は危険なのか?

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⇒[新]潜在意識活用法-潜在意識のブロックを外す意外な方法

もしかすると、TVを観たりスマホをみたり、仕事をしたり…
外部に身を任せて…
自身の心の中に生じた事が中心になっていませんでしょうか?

もっと分かりやすくするために、極端な例を出してみましょう。

もし、あなたが1日中
「楽しい、楽しい、嬉しい、嬉しい」
と意識が出来たとしたら、どうでしょう?

当然、楽しい1日ですよね?

「そりゃそうだけど、理屈で言うほど、そうは簡単に思えないんだよ。」

ですよね。

ではなぜ、理屈で言うほど、そうは思えないのでしょうか?

それは、本能の力が上回っているから、となります。
そして、それは、外部からの情報が影響しているのです。

つなり、何が言いたいのか?

これは、自分自身の本能に振り回されて困っている状態だといえます。

ここで、今まで生きてきた中で、何も考えずに取得してきた情報(影響力)が、どれほどの時間と回数なのか?
大まかでいいので数えてみてください。

これは分かりやすくするための、数という量だけの話ですが、これに質というインパクトが加わることで、相当なものになっている事に気が付かれると思います。

という事は、これまでの思考の方向を変えるには、相当の意識が必要になってくる、ということを、まさに意識する必要があるわけです。
※今回でいう思考の方向とは、不安や恐怖をコントロールできる方向へ変える、という意味となります。

分かりやすく言えば、これまでこの事を意識せずに30年生きて来られたとしたら、単純に言いますと30年以上、意識していく必要があるのです。
これは、数字でいえば、あなたが今30歳だとすると、60歳まで続けていくことになり、61歳からコントロールできるようになることを意味しています。

これを、「明日から”パッ”と不安と恐怖を亡くしたい」という望みを叶えるとしたら…

そうですね。

薬か現実逃避の気分転換を死ぬまで繰り返していくしかなくなるでしょう。

ということで、不安や恐怖を意識でコントロールする事は大変だ、ということをご理解いただけたと思います。

以上です。

ありがとうございました。

え?
ここで終わってしまっては、ただ現実へ引き戻されただけで、時間を無駄にしただけですよね?

今回は、理解するという話ですが、確かにそうですね。
確認するだけでは、意味がないといえるでしょう。

ただ、まずは理解する、ということは、とても重要なことだったのです。

そこでここまでを理解していただいた上で、最後にこの質と量を一気に縮めるたった1つの方法を添えて締めくくりたいと思います。

そのたった1つの方法とは…

「覚悟を決めることです」

これは、言い換えるなら、決心を固めることです。

では、何を決心すればいいのか?

「意識をする」ということになります。

何を意識するのか?

自分が今、何を考えているのか?
この事を確認するだけです。
確認できると、客観的に意識できる可能性が大幅にあがりますので、まずは「私は今このように考えている」と確認する習慣をつけてみるようにしてみることをお勧めします。

この事を一言でまとめるなら…

無意識を先生とするのではなく、無意識の先生となる
ということになります。
まずは、これだけでいいので、今から直ぐに意識を積み重ねていってください。

そうすることで、その意識の積み重ねにより、素晴らしい直感やインスピレーションが沸いてくるようになるでしょう。

そして、もう1つだけ。
今回の話は決して頭でっかちになれ、と言っているわけではありません。
単に情報量だけ増えて解決するのならば、今の世の情報化社会において、これほどの自殺者は出ていないと思います。
なので、本能は生きていくエネルギーとしては必要不可欠といえるのです。

今回の話はその順番、つまり意識で本能をコントロールして活用していくことを理解する、ということになります。

いかがでしょうか?

もっと詳しい解説は『願望実現プログラム』でお話しました。
参考にしていただければ幸いです。

今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

編集後記

情報を遮断する」ということについて。

今回の話で、外部からの影響が、不安や恐怖をコントロールすることへ、大きく関わってくることを理解いただけたと思います。

外部からの影響とは?
繰り返しになりますが、情報ということになります。

より具体的には、文字、映像、音声他、関わってくるもの全てとなります。

その意味では、付き合いもそうです。
というよりも、付き合いが全てを物語っているといっても過言ではありません。

友人や家族、仕事の人間関係など、情報全てにおいて、

1,何と付き合っていくか?
2,どう付き合っていくのか?

は、とても重要な事となります。

1の何と付き合っていくのか?
については、変えるしかありません。

2のどう付き合っていくのか?
については、自分自身の意識を変えれば済む話なので、比較的簡単です。

何を言いたいのか?

本気で変えたければ「環境を変える必要がある」ということを理解しておく必要があるのです。

同じ環境に身を書くことで、人の脳は環境適応能力により、直ぐにオートマチック化させてしまいます。
これは、脳の停止を意味し、それは生きながらの死をも意味しているのです。

つまり、「ゆでガエルになっていることに気がつかない」状態であり、
実は、これこそがもっとも恐ろしい状態だといえるのです。

こうなると、少しでも変化が起こることで対処できなくなり、
直ぐに不安や恐怖、そして不満が生じてくることになるわけです。
これはコントロールできないことを意味しています。

私自身は、はじめに話したように、環境自体を変える努力をしてきました。

ぬくぬくとした、ぬるま湯の現実に浸かっていると麻痺してしまうことに気がついたのです。
※ここでいう麻痺とは退化を意味しています。

最後になりましたが、
リスクに自ら飛び込むことこそが、何よりも不安や恐怖をコントロールできる秘訣だということを覚えておいてください。

宜しいでしょうか?

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。


拙著「潜在意識革命」は、既にお読みいただきましたでしょうか?
恐怖や不安のもっと深い部分に触れていますので、何度も読み返してくださいね。

そういえば、思い出しましたので、ここで少しだけ告知させてください。

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